残置物が残ったまま、再建築ができない、老朽化がひどい、事故や訳ありがある——通常の売却では敬遠されがちなこうした物件でも、「現況買取(そのまま買取)」なら手放せることがあります。片付けもリフォームもせず、今の状態のまま不動産会社が直接買い取る方法です。
本記事では、現況買取の意味、仲介との違い、メリットとデメリット、向いている物件、そして「買取」と「引取り」の違いまでを整理します。
・現況買取とは(そのまま・直接買取)
・仲介との違いとメリット・デメリット
・向いている物件(再建築不可・残置物・訳あり等)
・「買取」と「引取り」の違い
目次
第1章 現況買取とは
第2章 仲介との違い・メリット・デメリット
第3章 向いている物件
第4章 「買取」と「引取り」の違い
まとめ
買取価格・条件は物件の状態・立地・権利関係により大きく異なります。本記事は一般的な情報提供です。実際の可否・価格は現地確認のうえの査定によります。
第1章 現況買取とは|今の状態のまま直接売る
現況買取とは、不動産会社が物件を現在の状態(現況)のまま直接買い取る方法です。売主は、残置物の撤去・清掃・解体・リフォームなどを行う必要がなく、手間と初期費用をかけずに手放せます。
通常の「仲介」では、買主(多くは個人)に気に入ってもらうため、片付けや簡単な修繕、内覧対応が必要になります。現況買取は不動産会社自身が買主となるため、そうした準備が原則不要です。
第2章 仲介との違い・メリット・デメリット
| 項目 | 現況買取 | 仲介 |
|---|---|---|
| 買主 | 不動産会社(直接) | 主に個人(探す) |
| 売却までの期間 | 短い(数日〜数週間) | 数か月〜(相手待ち) |
| 片付け・修繕 | 原則不要(そのまま) | 必要なことが多い |
| 価格 | 相場より低めが一般的 | 相場に近い |
| 契約不適合責任 | 免除されることが多い | 負うことが多い |
メリット:①早く現金化できる②片付け・解体・リフォーム不要③内覧・近隣に知られにくい④契約不適合責任(旧・瑕疵担保責任)を免除してもらえることが多く、売却後のトラブルリスクが小さい。
デメリット:買主が転売・活用を前提に買うため、価格は仲介の相場より低くなるのが一般的です。「早さ・手間なし・確実性」と「価格」のトレードオフになります。
「1円でも高く・時間がかかってもよい」なら仲介、「早く・手間なく・確実に手放したい」なら現況買取、と目的で使い分けるのが基本です。
第3章 向いている物件
現況買取が特に向いているのは、通常の仲介では動きにくい次のような物件です。
・残置物・家財が大量に残っている空き家
・再建築不可(接道義務を満たさない・狭あい道路)
・老朽化・旧耐震で修繕に費用がかかる
・事故物件・訳あり
・共有名義・権利関係が複雑
・遠方で管理・片付けに行けない相続空き家
これらは「片付けてから」「直してから」と考えると腰が重くなりがちですが、現況買取なら今の状態のまま相談できます。
☑ 現況買取=そのまま・直接・早い。契約不適合責任も免除されやすい
☑ 価格は仲介相場より低めがトレードオフ
☑ 残置物・再建築不可・訳あり・遠方相続に向く
第4章 「買取」と「引取り」の違い
似た言葉に「引取り」があります。両者は目的が異なります。
・現況買取:一定の市場価値がある物件を、会社が買い取る(代金を払う)。
・引取り:市場価値がほとんどなく、売却も困難な「負動産」を、所有者の負担を軽くして引き受ける仕組み。
「多少安くても売れるなら買取」「売れない・もらい手もない物件なら引取り」と、物件の市場性で選択が変わります。ヘリテージリンクでは、買取・引取りの両方に対応し、物件の状況に応じて最適な出口をご提案します。
まとめ|「そのまま・早く」手放したいなら現況買取
現況買取は、残置物・再建築不可・老朽・訳ありといった物件でも、片付けや修繕をせず今の状態のまま手放せる方法です。価格は仲介より低めですが、早さ・手間なし・契約不適合責任の免除という利点があります。売れる物件は買取、売れない物件は引取り、と使い分けましょう。
① 現況買取=そのまま直接買取。早く・手間なく・契約不適合責任も免除されやすい
② 価格は仲介相場より低めがトレードオフ
③ 市場性がない物件は「引取り」も選択肢
「この状態でも買い取ってもらえる?」と迷ったら、まずは無料査定・無料相談を。東京・埼玉エリアの空き家・相続不動産をヘリテージリンクが現況のままお引き受けします。
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本記事は2026年7月時点の一般的な情報提供です。買取の可否・価格・条件は物件の状態・立地・権利関係により異なり、現地確認のうえの査定によります。
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